「ファンネル (funnel)」とは、「漏斗」すなわち「じょうご」 のこと。商品設計のために、商品のラインナップをフアンネル図に書いてみましょう。
まず、白い大きな紙を用意。そこに逆三角形を描き、横線を入れて3つに〆切り、上から、順番に
「フロントエンド商品」
「ミドルエンド商品」
「バックエンド商品」
と書き込んでください。そして、3つのゾーンに、それぞれ該当する商品を書き込んでいきましょう。
フロントエンド商品のゾーンには、あなたの商品の中でいちばん低価格な商品。たとえば、ワンコイン (500円)の小冊子など。ミドルエンド商品のゾーンには、中程度の価格帯の商品。バックエンド商品のゾーンには、高額商品。ファンネル図の下に行くにつれ、商品の価格が上がっていくというわけです。
このように、まずはザックリとでもいいのでファンネル図に商品のラインナップを書き出してみると、あなたの「ひとりビジネス」の全容が見えてきます。ファンネル図は、あなたの「ひとりビジネス」の設計図です。うまくいかない人は、この設計図がないまま、「ひとりビジネス」をしているのです。
ファンネル図は1度決めたからといって、未来永劫、変えていけないわけではありません。フレキシブルに変化させていっていいのです。最初は、3つの価格帯から始めて、それを5つ、6つ……と増やしていきましょう。
「フロントとミドルの間の価格差が大きいから、間に入る新商品を開発しよう」 「このゾーンとこのゾーンの価格を変えよう」「全部をまとめたフルパッケージを作っておこう」
など、さまざまなアイデアが思い浮かんでくるはずです。まずは、とにもかくにもファンネル図を持たないと、「ひとりビジネス」の戦略を立てようがありません。
「ファンネル図」で商品設計をしよう。
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