潜在意識をとことん使いこなして自分らしく生きるために必要な今、できる行動として習慣化していくメソッドをお送りしています。
さて、今日のお話は・・・
潜在意識を活性化するために「お金の使い道を円グラフにしてみる」です。
こういったお金にまつわる参考文献を研究した後に、私たちがやってみるとイイことがあります。それは、自分の現在のお金の状況を「円グラフ」にしてみるというものです。棒グラフや折れ線グラフなどと違って、円というひとつの完結した形の中に、自分の経済状況を「見える化」してみるということば、実に痛快です。
どういうことかというと、一カ月のすべての収入を100としたときの貯蓄の割合、食費の割合、家賃またはローンの割合、本やセミナーなど自分への投資(勉強)の割合、雑費……といった具合に、それぞれの割合を円グラフにしてみるわけです。こうすることによって、見えなかったいろいろなものが、がぜん、見えてきます。
一番はじめにこの作業をやってみると、誰でも「あること」に気づきます。
いったい何でしょうか?
雑費が不思議に多いことです。つまり、使途不明金が意外に多いのです。
3カ月たって、もう一度やってみてください。雑費が減って、貯蓄が増えています。たとえほんの少しの微減・微増でも、こうした変化が誰にでも起こります。
なぜでしょう?
それは、円グラフを描いて、自分のお金の状況に真正面から向き合ったことによって、お金に対する意識が変化するからです。外食を減らして、おにぎりとお茶を自宅から持っていくことにしようかなあと、行動に変化を起こすキッカケをつくり出すのです。たった1個の円グラフが、意識にフックして、現実の行動習慣に「さざ波」を起こすというわけです。
ほとんどの人は、収入を、漠然と遣っていきます。そういうクセがついているからです。そのクセ、つまり習慣を変革していくには、数字とグラフの持つパワーがとても有効なのです。特に円グラフは、自分のお金にとっての海図(チャート) のようなものなのです。
実際に伝ちゃん先生も円グラフの中のタクシー代の占める面積の大きさにいやになってしまい、すぐに8段変速の、いわゆる〝ママチャリ″をゲット(通常のママチャリは3段変速)。近所の自転車屋さんで、あらかじめついていた前かごを、アタッシュケースがすっぽり入る横長のバスケットに取り替えてもらいました。
職場までの自転車通勤をすんなりと決意させたのも、この円グラフのおかげです。エクセルでは、各項目に数字を入れれば、すぐに色分けされて円グラフになりますから、楽しみながら、お金の使い道の現状分析ができます。
何よりも、たかだかひとつのグラフが、人間の行動習慣を変えてしまうというのが、おもしろくてしかたありませんでした。たかがグラフ、されどグラフですね。私もアプリで支出管理をしておりますが、円グラフが表示できます。恥ずかしいですが、載せちゃいます!(^^)!(後日)
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