最近、よく聞かれる質問に、こんなものがあります。
「伝ちゃん先生!最初に無料でサービスを提供して、あとで有料にするという戦略 についてどう思いますか?」
近年はスマホアプリなどに代表されるように、フリーミアム戦略(基本サービスは触… 料で提供し、付加機能を有料にして販売する戦略)がブームだからでしょうか? 結論から言うと、「ひとりビジネス」 の場合、ほぼうまくいきません。
はじめに無料サービスをしてしまうと、なかなか有料にしにくいものです。商品の 価格を下げないとお客さんが集まらないという、負のループにはまっていきます。しかも、無料につられて集まってくる人たちは、
高額商品は買いません!
注文もしません!
断言します!
公民館で無料セミナーをやったり、無料講演をしたりすると、その参加者たちは、いわゆる「クレクレ日生人」に変身する確率が大です。
「ついでにあれも教えてくれ」
「詳しい解説の紙をくれ」
「あんたの携帯番号を教えてくれ」
なんでもかんでもクレクレ。「サービスは無料で当たり前」という前提の方たちとおつき合いすると、心の葛藤に苦しむことになります。お試し価格で多少割引をするのは悪くありませんが、「ひとりビジネス」においては無料(0円)はNG。はじめから、ある程度の金額をつけることをオススメします。
「フリー」で大量のユーザーを囲い込むというのは、資本・餌金があふれるほど潤沢にあり、長期的に黒字化できればいいと考えることのできる人企業の発想です。「ひとりビジネス」では少額でも赤字にしない、少しでも崇字を牡んでいくという考え方が必須です。そうした姿勢が、あなたを次のステージに運んでくれるのです。
無料にしない。
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