ファスティングは歴史が深い!80年前に発表された「寿命倍増説」の衝撃

㊥腹大分ネズミは2倍生きた(マッケイ論文)
 半分食べれば、2倍生きる。こういえば、せせら笑う人がほとんどでしょう。
「冗談じゃないよ。根拠があるの?」
 ところが科学的にも、医学的にも、根拠があるのです。それは、今や数多くの実験で証明されています。そのさきがけの実験データは冒頭に紹介した米コーネル大学、栄養学者クライブ・M・マッケイ博士の研究論文(「マウスの栄養と寿命に関する研究」)です。
発表されたのは1935年。「TheJournal Of Nutriltion」(栄養ジャーナル)に掲載されたものですから、もう約83年も前に解明された事実なのです。まずマッケイ博士は、実験用マウスを2群に分類しています。、食べたいだけ食べたB群と、カロリーを60%に減らしたエサを与えたA群を比較したのです。するとカロリー制限マウス(A群)の平均寿命が(B群)の約2倍近くに延びたと発表しています。
「A群の中には、1400日以上も生存したネズミもいた」(マッケイ論文)
つまりカロリーを半分にすれば寿命は約2倍になる!

㊥近代栄養学を根底から否定する実験
 これは当時の研究者にとっても仰天の事実でした。なぜなら、当時、すでに全世界はフォイト栄養学(前出)に支配されていました。”栄養は多いほど身体にいい″という理論が栄養学の常識となっていたからです。
「栄養分にとり過ぎということはない」と、フォイトは自信満々に語っています。それが、マッケイ論文によって真っ向から否定されたのです。当時の迷妄な栄養学者たちにとって、とうてい受け入れがたい結果だったでしょう。 マッケイ論文は世界を支配していた近代栄養学の〝常識″を根底から覆したのですから……
 しかし、この80年以上も昔の実験は世間の話題になることはありませんでした。マッケイ論文は学界から黙殺どころか、握りつぶされ、歴史の閣に封印されてしまったのです。なぜか?それはマッケイ博士が、人類が知ってはいけない 〝真実″に到達したからです。いわば、”パンドラの箱〟です。この時点で、すでに世界の医療は巨大資本に支配されていました。はやくいえばロックフェラー財閥等による医療独占体制です。彼らのことをアッサリ言ってしまえば国際医療マフィアです。製薬や医療の巨大利権を独占しています。〝彼ら″にとってマッケイ論文は、じつに都合が悪かった。なぜなら「人類はカロリーを半減するだけで寿命が2倍近くのびる可能性がある」。それは、カロリー制限で病気は激減し寿命は倍増することを意味します。これは人類にとっては福音です。しかし、医療マフィアにとって悪夢です。病人の激減は、”彼ら″にとって利益の激減を意味するからです。さらに、もう一つ困ったことがあります。彼ら国際巨大資本は、世界の食程利権もほぼ掌握しています。いわば、食糧マフィアです。人類が食べる量を半減する。それは、食品市場の半減を意味します。
 つまり消費は半減する。確実に、食糧価格は暴落するでしょぅ。これもまた、食檀マフィアにとって許しがたい悪夢です。だから、マッケイ博士が開いたクパンドラの箱″は、彼ら闇の力によって、大急ぎで閉じられ、鍵をかけられ、歴史の閣に埋葬された……というわけです。地球を支配する闇の勢力は、当時からすでに世界のマスメディアを掌握していました。だから、世界中のどこにもマッケイ報告を報道するメディアは皆無だったのです。このように学問が巨大利権により封殺、隠蔽されることは現代でも日常茶飯事です。その現実をわれわれは理解し直祝すべきなのです。

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