賢者とは「笑い」と「感謝」に生きる人である

㊥生命エネルギー「気」の神秘 気功の達人でもある央山医師は面白い実証実験を行なっています。「ありがとう」「感謝します」の〝魔法の言葉″が心身に具体的にいい影響を与えるのは「気」の効果でもあることを証明しているのです。 それは「筋反射テスト」と呼ばれるものです。 まず、被験者に相対して立ってもらいます。次に右手を真っ直ぐに伸ばしてもらいます。 まず「すごく感謝している事や人」 のことをイメージしてもらいます。 すると、上げた腕を押さえても下がりません。 これはプラスイメージで、生体エネルギーの「気」が強まったからです。 次に「良くなかったこと」などマイナスイメージを思い浮かべると、腕はあっけなく下がるのです。これは、マイナスイメージで「気」が弱まった証拠です。「『気』 という生体エネルギーは、体に現れる現象と密接につながっています」 (失山医師)

その解説によれば プラスの「気」は、①筋肉を柔らかくし、⑧筋力は増強、③呼吸は楽に、④血流は増大し、⑤痛みは減少するのです。最近の脳科学は、その神秘のメカニズムを解明しています。㊥すべてを「愛」で受け入れる                                 へんとうたい 外部からの刺激は知覚情報として大脳の辺練糸の入口にある「扇桃体」 に送られます。 ここで、記憶情報を用いながら、どのように感情的に反応するか、を決めるのです。 それはわかりやすくいうと「好きか?」「嫌いか?」 のク仕分け〟です。「好き」と「扁桃体」が仕分けると「快感」情報システムが作動します。「嫌い」なら不快システムです。「……すぐ側にある自律神経の中枢の視床下部に刺激が伝わり心拍数が上昇したり、血管が収縮したり、血糖が上昇する、といった交感神経緊張の反応が生じます」 (失山医師) つまり、好きと思えば、「快感」。嫌いなら「不快感」と体の反応は180度ちがう。「ありがとう」は、そのスイッチを「快感」に切り換える魔法のボタンなのです。 だから、真に賢明に豊かに生きるには、あらゆる存在物を「好き」 になればよい。あらゆる出来事を「好き」になればよい。それは、すべてを「愛」で受け入れること。ここで、医学はついに宗教の領域に達するのです。ヨガの教えに、次の教訓があります。真理に生きるとは、まず「笑い」と「感謝」で生きることである

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