入院患者を歩かせろ、筋トレをさせろ

入院患者を歩かせろ、筋トレをさせろ㊥階段上り下りで20倍運動効果 日本の入院医療、老人医療も根本から改められるべきです。 ヨガの導師、沖先生(前出)は、寝たきりになっても「指一本でも動かせれば、全霊をこめて動かせ」と強調しでいます。すると「全身の生命力が呼応して活性化する」というのです。                                      病院がまず入院患者に実施すべきは、歩かせることです。 わたしの知人にスロービング運動を提唱している人がいます。 坂道を歩く。ただそれだけで、普通のウォーキングの20倍の運動効果があるそうです。 痛院なら階段があるはずです。そこで、患者に上り下りの運動をさせれば、筋肉喪失による衰弱、老化は防げるはずです。また、ベッドで寝たまま、座ったままでできる筋肉トレーニング(後述する「アイソメトリクス」)も絶対に必要です。 病院がやらなければ自分から実践しましょう。

それとも、1日1年分の恐るべきスピードの老化を受け入れますか?
㊥成長ホルモンも老化を防ぐ「マイオカイン」の他、筋肉を強化すると増加するホルモンがあります。 それは、成長ホルモンです。成長ホルモンは、幼児期から分泌され血中濃度は10代で最高になり、20代以降は分泌量は急激に減少していきます。50代以降は10代の10分の1くらいに激減してしまうのです。つまり、このホルモン分泌を促進すれば、それは若返りを加速するのと同じことになります。そんなことは可能なのでしょうか?ここでも筋肉強化が、分泌増の決め手になります。それは「古い筋肉を壊して、若い筋肉をつくる」のです。そのためには、日々の筋肉トレーニングが不可欠です。「ユーズ・オア・ルーズ」という英語の諺があります。「使わなければ衰える」という意味です。医学的には「廃用性萎縮」といいます。スタローンなどの筋肉俳優は、筋トレで各種の「マイオカイン」を出す一方で、成長ホルモンも増加させていたのです。 ここで効果的に筋肉に成長ホルモンを出させる方法は「加圧トレーニング」と「ヨガのポーズ」 です。 前者は「ベルトなどを締め反発力による筋トレ」です。 後者は「内在筋などが微細運動する」強化法です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました