潜在意識を活性化する行動が出来る人はモノにもありがとうを言う習慣を持っている

ちょっとまわりを見渡せば、あなたのために働いてくれているものがたくさんあります。服、靴、鞄……、それらは自分で選んで買ったものかもしれませんが、あなたの生活に合わせて一生懸命働いてくれているのです。

潜在意識を活性化している人は感謝の言葉を述べるているが、対象は、生きているものに限りません。

「まずい、会社に遅刻しちゃう!」

あわてて駅まで走っていくことがありますね。足を動かしているのはあなたでも、地面を必死で蹴ってくれているのは靴なのです。服も激しい動きに合わせてあっちが伸びこつちが伸び、大変です。鞄だって、振り回されながらも必死にあなたの持ち物を守ってくれています。

「モノには命はない」

 なんて思わないでください。たとえば、ノートだってちゃんと生きています。紙はもともと木から材料を抽出しています。ノートには、ちゃんと植物としての波動があるのです。それを知れば、乱暴に引き裂いたり、放り投げたりすることはできないはずです。

潜在意識を活性化している人、まさに一流の職人さんは、みんな道具を大事にする習慣があります

板前さんなら、包丁の手入れはもちろんのこと、鍋などの道具もピカピカに磨き上げます。その道具があってこそ、自分がいい仕事ができると知っているのですね。スポーツ選手も同様です。イチローが道具をとても大事にしているのは有名な話ですし、引退した新庄剛は一つのグローブを修理して使い続けました。破
くらいになれば、スポンサーからいくらでも新品を提倶してもらえます。

 しかし、彼がそうしなかったのは、モノヘの感謝のパワーを知っていたからではないでしょうか。そして、だからこそ、あそこまで成功を収めることがで
きたのでしょう。

 私には医師の知り合いがけっこういますが、彼らの多くがいうには、薬を飲むときの気持ち次第で、その薬の効き目が違うのだそうです。

「先生、かなり調子がよくなつてきました。この薬、効きますねえ」

 といって飲む人には、本当によく効く。

「こんなもの飲んだつて変わりやしないでしょうが」

 とふて腐れて飲めば、ほとんど効かない。

 なぜこうしたことが起きるのかといったら、それは私たちと薬の間にいい波動が生まれるかどうかによるのです。私たちは生きていないものを、ただの物質、塊だと思ってしまいがちですが、どんなものにも波動があります。すべての原子に、それぞれ固有の振動数があるからです。

潜在意識を活性化する行動習慣としてモノを大切にしない人、モノに感謝できない人は、モノと自分との間に邪気とでもいうべき悪い波動を生んでしまうのです。

 これから薬を飲むときには、ありがとうをいってから飲んでみてください。

「この薬を飲むことで、私は元気になる。薬さん、ありがとう」

「お腹の具合が悪かったけれど、この薬のおかげで快調になる。ありがとう」

 この一言で、いままでとは効き目が違ってくるはずです。

 そもそも、食事前にいう「いただきます」の意味を、ご存じでしたか?

「あなたの命を私の命に変えさせていただきます」

 という意味なのです。

 ついさっきまで、海の中で悠々と泳ぎまわっていた魚たち。その命を私たちの命に変えさせていただくのが食事なのです。薬にもお米にも命がある。それを自分の命に変えさせていただくつもりで感謝してください。

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