ファスティング10大効能ーその4.宿便を排泄する:万病の原因”血液の汚れ”を浄化

<h3>排泄へのホップ。食べ過ぎは血液をドロドロに汚す</h3>
「生命とはINとOUTだ!」 日本でもっとも高名なヨガ指導者の沖正弘先生の教えをはっきり覚えています。「入れたら出せ」「出したら入れろ」これは 「食べたら、出せ」という意味でもあります。甲田先生も同じ教えです。「まず、出すことを考えるのが順序です。電車でも出てから入ります。まだ降りる人がいるのに乗ったら、混乱が起きます」
 なるほど……。
「それと同じで、体も老廃物が残っているのに栄養を入れてしまうと混乱が生じます。濁った血液が循環してしまう混乱で、これがさまざまな病気の元になっているのです」
「自然医学」 の大家・森下敬一博士も、こう断言しています。
「万病の原因は血液の汚れである」「ドロドロの血液が万病を引き起こす」 のです。それは、老廃物が完全に排泄されていないのに、食べてしまうから、血液が汚れるのです。
 つまり①「血液を浄化すれば万病は治る」②「血液浄化のベスト方法は断食である」③「よって、断食は万病を治す妙法である」。
この三段論法が成立します。
<h3>排泄へのステップ。最悪老廃物「宿便」が万病の元凶</h3>
ファスティングは老廃物を排泄します。その最大の働きが 「宿便」 の排泄です。「宿便」は最悪の老廃物です。それは、食べ過ぎで腸内にたまります。すると腸マヒが起こります。いわゆる便秘です。その毒素が腸壁から体内に吸収され、さまざまな症状を引き起こすのです。
「……そして、宿便はついには、心筋梗塞や脳梗塞、ガン、膠原(こうげん)病、アトピー性皮膚炎など、いろいろな病気を引き起こす原因になります」 (甲田医師)「宿便」 の毒素が、全身をめぐって万病を引き起こす。まさに、過食・飽食のツケです。まさに過食こそ、万病の元凶であることがわかります。そして、その元凶「宿便」をためない、あるいは取り除く方法はファスティング以外にないのです。「長時間、お腹のなかに何も入れないことによって、腸は活発に働き、みずからの排泄する能力を高めるのです」 (甲田医師)

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