子だくさんに恵まれるライフスタイルを！

㊥有機農家の精子数は平均の2倍　スウェーデンの研究では、やはり平均精子数は、世界的傾向と同じく5000万匹レベルに低下しているのに、有機農法を実践している男性の精子は1億匹と2倍だったのです。　彼らは無農薬の野菜を食べ、無添加の食品を摂っているはずです。自然な生活が精子数を保っているのです。　これらは、ライフスタイルと精子異常に密接な関係があることを示しています。　っまり、不妊症を治すには高額クリニックに駆け込む前に、生活スタイルを改めることが肝心なのです。　子だくさんに恵まれるライフスタイルとは、次のとおりです。▼少食主義‥その理由は、これまで述べたとおりです。ファスティング（断食）で子宝を授かる。貧乏人の子だくさん。後進国の多産、先進国の少子化。これらをふり返ると、人類全体の戦後の飽食化も精子激減の一因でしょう。わたしには飽食と環境ホルモンが2大原因のように思えます。まずは不妊に悩む夫婦には、腹六分の食生活をおすすめします。わたしは一日一食で生きています。67歳になりますが髪は黒々として筋肉隆々の体型です。精力は若い頃より逆に強くなった実感があります。▼ベジタリアン‥肉食の欧米人より、菜食の東洋人のほうが子だくさんなのです。肉食すると死亡率が激増します。大腸ガン5倍、乳ガン4倍、糖尿病3・9倍、心臓病8倍……と恐るべし。「肉食は人を殺す」（ミート・キルズ）とアメリカの菜食運動リーダー、ハワード・ライマンは著書『まだ、肉を食べているのですか』（拙訳、三交社）で断言しています。「何を食べるべきか？」。この動物として最低限の知恵すらマスメディアにク洗脳″された人間は失っているのです。▼ハンバーガー‥大好きな若者の77％が不妊レベルの精子異常だったという衝撃事実を頭に叩き込んでください。精子減少グループは「ハンバーガーをよく食べ、逆に野菜、果物、魚が嫌いだった」という報告もあります。マックのバーガーから残留農薬も検出されています。それには精子数を減少させ、中枢神経を侵す毒性が指摘されているのです。▼牛井‥肉には思わぬ危険も潜んでいます。それは最悪の農薬汚染源であることです。　農薬の9割は食肉を経て体内に侵入してきます。また米国産牛肉は国産の600倍もの成長ホルモンが残留しています。輸入解禁で消費が5倍増えたら日本人のホルモン由来ガンも5倍に激増しています。それは、卵巣ガン、子宮ガン、乳ガン、前立腺ガンなど生殖系の臓器がやられています。アメリカ産牛肉が日本人の不妊症激増の一因であることは、まちがいありません。牛井チェーンは1杯380円と安値で若者に人気です。それは、成長ホルモン残留たっぷりの米国産牛肉を使っているからです。毎日牛井を食べた代償が不妊症では、あまりに悔しい。　ここにも〝洗脳″と無知の代償があります。▼コーラ‥コーラをよく飲む男性は精子減少リスクがあります。デンマークの徴兵検査の結果、若者でコーラ　（500此）　を週に15本以上飲むと回答したグループは精子数鵬％、精子濃度71％に減少していました。▼人工甘味料‥アスパルテーム　（商品名クパルスイート″）　は「悪魔の甘味料」と呼ばれています。クダイエット・シュガー″などといって売られていますが、砂糖ではなく人工甘味料です。マウスに投与すると正常で活発な精子の比率が64％に低下します。「動物に影響なし」とされた濃度の1000分の1濃度で精子被害が出ているのです。▼喫煙者‥タバコを吸う男性に精子減少が見られます。タバコの煙には数千種類の有害物質が含まれているので当然でしょう。子種を望むなら禁煙です。▼カップめん‥容器から溶けだす化学物質や多くの食品添加物だらけのジャンクフード。精液減少症の引き金になる、という研究報告もあります。▼環境ホルモン等‥合成洗剤、合成ボディソープ、化粧品、整髪料などは「経皮毒」として体内に侵入してきます。これらは、一切やめて自然素材の暮らしを心がけましょう。▼ボクサーパンツ‥きつい下着を穿く男性に精子減少が見られます。ピチビチのジーンズもダメ。皐丸が体に密着し、体温と一緒になるからです。下半身はクールでいこう。
▼電磁破‥ケ一夕イをズボンのポケットに入れると精子が約30％減ります。ノートPCを膝の上で使い続けるのもダメ。やはり、電磁波による精子減少が報告されています。　以上のような精子を減らすライフスタイルを避ければ、男性諸兄の精力も起り、子宝にも恵まれることでしょう。一般に20代にくらべて40代の精子は2倍、60代はそのまた2倍といわれます。　中高年のほうが精力絶倫なのは皮肉です。　それは昔ながらのライフスタイルのほうが生殖力を強く保てるという証しでもあります。　少食粗食で自然派のライフスタイルがセックスをも強めるのです。　具体的には玄米、雑穀飯を食べ、胡麻や海苔などの海藻類を食し、薬草茶を常飲することで　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カ　きす。あとはセックスミネラルと呼ばれる亜鉛が豊富な牡蠣などの貝類を食べることでしょう。